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魔界戦記ディスガイア3のレビューと評価

はじめに

このレビューと評価は、まだ魔界戦記ディスガイア3をプレーしたことがない方のために、ゲームの概要と個人的な批評を紹介したものです。

購入の参考になさる方は、人によって違った楽しみ方、違った評価があることを理解した上で、お読みください。

批評(レビュー)

魔界戦記ディスガイア3は、徹底的なやり込みプレーが可能なシミュレーションRPGです。舞台が魔界の学園ということになって、キャラクターのノリやシステムの名称などが変化しましたが、基本的な特徴は過去の魔界戦記ディスガイア・シリーズから変化していません。

豊富なキャラクター、豊富な職業、上限の高いレベルと能力、ランダムで作成されるアイテム界、やり込み要素である裏面と修羅の国、という過去の魔界戦記ディスガイア・シリーズの特徴を引き継ぎつつ、さらなる進化も遂げています。

１つ目が、各キャラクターや職業の固有の能力である魔ビリティーです。ディスガイア2の特殊能力と似ていますが、ディスガイア3の魔ビリティーは１つ目のみが固有のもので、２つ目は付け替えが可能なものになっています。これにより、魔ビリティー獲得のための育成という手段が可能になり、今まで以上に育成方法に幅が生まれました。

次に、モンスターキャラを武器に変身させる魔チェンジというシステムが加わりました。より強力な攻撃を可能にする効果の他に、１体の敵から２体分の経験値を得るという効果もあります。個人的には不必要な進化のように思いますが、決して悪い進化ではありません。

委員会も、魔界戦記ディスガイア3で登場する新しいシステムです。１や２における師匠と弟子の効果に似ていますが、自由度と効果の面で非常にパワーアップしています。

装備適正や移動力といったキャラクター固有の能力も、魔界戦記ディスガイア3では学級界というダンジョンで上げることが可能になりました。アイテム界と似ている点も多いのですが、独自のルールや効果もあります。

その他の変化として、特殊技の取得や強化にマナが必要になりました。過去の作品では終盤にマナが余りがちだったことを考えると、良い変化だったと思います。

このように、やり込み要素を中心に強化されたのが、魔界戦記ディスガイア３です。しかし、魔界戦記ディスガイア１のようなストーリーの良さもなければ、魔界戦記ディスガイア２のようなギャグの面白さもありません。ストーリーやキャラクターに関しては、過去最低の作品と言えます。魔界戦記ディスガイア４がシステムもストーリーも非常に良く仕上がっているので、特別な理由でもない限りディスガイア４をプレーすることをおすすめします。

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